サラリーマンが10万円でFXしたら利益をいくら出せる?

「サラリーマンとして働きながらFXを始めたい。」
「例えば、元手10万円でいくら稼げるのかな・・・?」

 
FXを始める前になんとなくイメージだけでもしておきたいですよね^^
「具体的な目標」が見えると今後のモチベーションに繋がりますし、何より自分の貴重な10万円を使うわけですからコレを知らずにFXを始められるわけがないと思います(笑)

ちなみに、FXでは「○○○万円稼いだ!」「◯億円稼いだ!」という飛躍した表現が使われることが多いですが、、、そんなことができるのは数十万人に1人の確率ですww
 
 
なので「平々凡々なサラリーマンが元手10万円でFX始めたらいくら稼げるのか?」これがこの記事のテーマ。
 
 
日頃社畜として会社に奉公しながらFXしているワタシの経験も交えて、できるだけリアルに元手10万円の利益をシミュレーションしようと思います。
リアルなサラリーマンのプロフィール
※画像は「平凡なサラリーマン」のイメージです※
 
FXは理論やテクニックだけが勝敗に影響するわけではなく、時間やライフスタイルも大きく影響します。ですので、目標とする利益を求るめにも「時間の制約」や「取引出来る上限回数」といった条件をしっかりと設定しなければなりません。

この記事では、1週間に何回取引するのか?1回いくら見積もっているのか?といったところも交えて「平凡なサラリーマンが10万円をFXで運用する」ことを前提にした利益について紹介しています^^

今の生活状況の中で最大限稼げる利益が見えてくると思いますので「もし自分だったら、、、、このくらいなのかな〜?」と、なんとなく今後をイメージ出来るようになっていただければ幸いです。

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まずFXの「利益」は「期間」で考えましょう

そもそもの話ですが、投資では利益額を「年利」「月利」といった期間で考えることが多いです。
年利なら1年間の総利益と原資産の割合、月利なら期間を1ヶ月で考えます。「年利◯%の金融商品」なんて表現を聞いたことがあるのではないでしょうか?
 
元手10万円でFXを始める場合も同じで、年利か月利で考えます。
 
ソコソコ経験のある人なら「年利」でも良いかもしれませんが、はじめての人がいきなり年単位の利益率を管理するのは難しいの、まずは「月利」で考えてみましょう^^
 
 
ということで、ここからはサラリーマンが1ヶ月で稼げる利益額を「月利」という表記で解説をしていきますね。

元手10万円で始める「理論上」の最大月利は?

頭の中では夢を持ってはいけないと分かってるとはいえ「MAXでいくら稼げるのか?」ってやっぱり気になっちゃいますよね(笑)
ということで、元手10万円で稼げる「理論上の」最大額について計算してみようと思います。計算を行う上で設定した取引条件が下の表です。

理論上の最大利益を求める条件
@マンジュウTV
期間 1ヶ月
取引回数 1週間に2回(1ヶ月の合計8回)
値幅:勝ち 1回の取引で40pips(0.4円)
値幅:負け 1回の取引で20pips(0.2円)
取引枚数 2万通貨=1pips200円
勝率 100%
レート USD/JPYで一律100円

この取引条件で実際に運用してみると、、、

  1. 合計獲得pips数:40pips × 8 = 320pips
  2. 利益:200円 × 320pips = 64,000円
  3. A:月利64%

元手10万円でFXを始めた時、理論上稼げる最大額は「64,000円=月利64%」となりました。

「あれ?思っていたよりも少ない、、、、」と考えている人もいるかもしれません。けど、これは「月利の計算」です。この利益率のまま「複利を使った年利」で計算すると1年後には10万円が「2065万7859円」になります。とんでもない数字ですよねww

ただ、あくまでも理論上の数字を計算したに過ぎませんので、分かっているとは思いますが「実戦しよう」とは思わないでくださいね^^;

サラリーマンが10万円でFXを始めたら「月利◯%」になる

では次に「サラリーマンは月利で何%の利益を出せるのか?」こちらを計算で求めてみましょう^^
先ほどとは条件をガラッと変えて計算します。

ちなみに、ここで想定している人物像は「本業が忙しくてあまりFXに時間を取れないサラリーマン」です。
忙しくてあまりFXに時間を取れないサラリーマンの画像

忙しいサラリーマンは月利何%を出せるのか?
@マンジュウTV
期間 1ヶ月
取引回数 1週間に1回(1ヶ月の合計4回)
値幅:勝ち 1回の取引で20pips(0.2円)
値幅:負け 1回の取引で10pips(0.1円)
取引枚数 1万通貨=1pips100円
勝率 50%
レート USD/JPYで一律100円

この取引条件で実際に運用してみると、、、

  1. 獲得pips数:20pips × 2 = 40pips
  2. 損失pips数:10pips × 2 = 20pips
  3. 合計獲得pips数:=40pips ー 20pips = 20pips
  4. 総利益:100円 × 20pips = 2,000円
  5. A:月利2%

忙しいサラリーマンが元手10万円でFXを始めた場合、1ヶ月で稼げるのは「月利2%」です。




想像していたよりも遥かに少ないと感じましたか?(笑)
ですが、最初のうちはこれでもスゴイことです。FXでは勝てるヒトの方が少ないですから、FXを始めて1ヶ月で月利2%を出せるなら「センスがある」といっても過言ではありません。

では、次に「もう少し生活時間に余裕があるサラリーマン」を想定して条件を組んでみましょう。
時間に余裕があるサラリーマンの画像

余裕のあるサラリーマンは月利何%を出せるのか?
@マンジュウTV
期間 1ヶ月
取引回数 1週間に3回(1ヶ月の合計12回)
値幅:勝ち 1回の取引で20pips(0.2円)
値幅:負け 1回の取引で10pips(0.1円)
取引枚数 1万通貨=1pips100円
勝率 50%
レート USD/JPYで一律100円

この取引条件で実際に運用してみると、、、

  • 獲得pips数:20pips × 6 = 120pips
  • 損失pips数:10pips × 6 = 60pips
  • 合計獲得pips数:=120pips ー 60pips = 60pips
  • 総利益:100円 × 60pips = 6,000円
  • A:月利6%

時間に余裕のあるサラリーマンが元手10万円でFXを始めた場合、1ヶ月で稼げるのは「月利6%」です。




「もうちょっと欲しいな、、、」という声も聞こえてきそうですね。
確かに1ヶ月で6000円しか稼げないとなると、時給800円のコンビニバイトの方が圧倒的に稼げますww

では、どうしてサラリーマンはこれしか稼ぐことが出来ないのか?
次は「サラリーマントレーダーの月利の限界」について話をします。現役でサラリーマンしているワタシの実体験も踏まえています^^

なぜサラリーマンの月利には限界があるのか?

サラリーマンの月利に限界がある理由は全部で3つ。

  1. まとまった時間、集中できる時間を取りずらい
  2. 取引媒体が「スマホアプリ」になるので扱いづらい
  3. 情報収集に時間がかかる

サラリーマントレーダーが稼げる利益の限界は、こういった「外部環境」が影響していることが多いです。
もちろん、テクニックや経験不足も関係するのですが、そういった「自分の問題」は努力次第でどうとでもなるもの。けど、「就業規則」や「通勤時間」はどう頑張っても変えられません。
生活時間にあまり余裕が無いサラリーマンの画像
「部長!FXに集中したいので始業時間を変えて下さい!」なんて、口が裂けても言えませんもんね(笑)

では、限られた環境の中でサラリーマンが利益を増やすのは無理なのか?というと、「そこまで高望みをしなければ月利10%くらいは出来る!」というのがワタシの考えです。

サラリーマンが月利10%利益を出すための資金管理

元手10万円でFXを始めるサラリーマンの月利は「2〜6%」が限界という話をしましたが、欲を言えば「月利10%」くらいは達成出来るようになりたいですよね。

月利10%の利益をコンスタントに出すことができれば、元手10万円が1年で「38万円」にまで膨れ上がります。1年間で元手を3倍以上に出来る可能性があるのなら、多少リスクをとっても実現したいと思いませんか?^^

ここでは「月利10%」を目標利益として、そのために必要な資金管理について紹介します。
月利10%の為の資金管理の画像

月利10%を目指すための資金管理

FXの資金管理とは「pips数(値幅)」「取引枚数(ロット数)」「取引回数」「勝率」をコントロールして、安定した利益率を目指すのが基本です。

資金管理の基本項目
pips数 初心者なら20〜30pipsがベスト。ここを見誤ると全く勝てなくなる可能性もあるので、自分の技量を加味して決めましょう。
取引枚数 元手10万円なら「1万通貨(1枚、1lot)」がベスト。取引枚数を上げれば上げるほどハイリスク・ハイリターンになります。
取引回数 初心者のサラリーマンですと、頑張れば「1週間で3回」、普通なら「1週間に1〜2回」程度が丁度いいです。ご自身の空き時間で決めて下さい。
勝率 始めのうちは「5割」を目指しましょう。

これらの項目は、本来自分の生活環境や技量を加味して自由に決めるべきなのですが、今回は「目標利率から逆算して」決めます。

一つ一つ解説してもいいのですが、、、、それはまた別の機会にするとして、ここでは「実際に月利10%を達成した時のワタシの資金管理」を紹介します。

月利10%を達成した時の資金管理
目標利率 月利10%
取引枚数 2万通貨(1pips=200円)
取引回数 7
勝率 57.14%(勝ち=4、負け=3)
勝ちpips 1回20pips × 4 = 80pips
負けpips 1回10pips × 3 = 30pips
合計損益 50pips=10,000円

割とリスクを取った資金管理になってます(笑)
元手10万円で2万通貨を扱うには「レバレッジ20倍」が必要なのですが、これは国内証券会社が設けているレバレッジ上限値ギリギリなのです。含み損が増えすぎると「証拠金不足=ロスカット」になります^^;

なので、ロスカットのリスクをできるだけ下げたい方は取引枚数を下げて、取引回数を増やしてください。
例えばこんな感じに↓↓

リスクを抑えて月利10%を達成する資金管理
目標利率 月利10%
取引枚数 1万通貨(1pips=100円)
取引回数 12
勝率 58.33%(勝ち=7、負け=5)
勝ちpips 1回20pips × 7 = 140pips
負けpips 1回10pips × 5 = 50pips
合計損益 110pips=11,000円

取引回数12回は結構しんどいですが、ロスカットのリスクを下げるためにはこういった資金管理が必要です。

あとは「58.33%」というそこそこ高い勝率をどうやって叩き出すか?というところですね^^;
じつは、ここが結構ネックだったりします。FXを始めたばかりのヒトにとっては、とにかく「どうすれば勝てるのか?」が資金管理と同じくらい重要なポイントなのです。

ちょっと余談が混じりましたが、月利10%を目指すにはこのくらいの条件をクリアしなければなりません。これさえクリア出来れば「月利10%」を達成出来ますので、地道にテクニックを磨いていきましょう^^

月利10%を目指す人にオススメの証券会社なんてあるの?

 
 
ありません。
 
 
国内の証券会社で運用する以上、どこを使おうがそこまで結果には影響しないです。

「入金ボーナスがウンタラカンタラ・・・」
「スプレッドがウンタラカンタラ・・・」

と、いろんなサービスが提供されていますが、別にどこを選んでも一緒です。ブランドだけで判断しても大丈夫(笑)
国内の証券会社はどこでも良い画像
違いがあるとしたら「国内」か「海外」のどちらを選ぶか?という点。

FXは日本限定の金融商品ではなく海外でも取引されています。当然「アメリカ産のFX業者」や「ヨーロッパ産のFX業者」もあるのです。

日本と海外の証券会社は根本的なルールが違っていて、海外の証券会社は顧客の資産を守る為の規律設定が進んでいます。資産以上の損失が出ないように「ゼロカット」という仕組みがあったり、レバレッジ上限がバカ高かったり。

何にせよ、証券会社を選ぶなら「国内か?海外か?」で考えるのが良いと思います。

国内の証券会社を選ぶのに便利なWEBサイトはコチラ↓↓
参考 FX業者選びの『今と昔』FXビギナーズ

海外の証券会社を選ぶのに便利なWEBサイトはコチラ↓↓
参考 海外FX業者おすすめランキング2019!人気FX会社13社を口座比較海外FX WIKI

まとめ

サラリーマンが元手10万円で稼げる利益について、なんとなくでもイメージ出来たでしょうか?
なかなかココまで深い話をしているサイトって無いと思うので、結構参考になったのではないかと個人的には思います^^

ちなみに、ここで紹介している内容は「兼業トレーダー全般」が当てはまります。
サラリーマンや主婦の方などFXに割く時間が少ない人なら誰もが参考にできる内容です。

FXはテクニックや知識と同じくらい「生活時間との兼ね合い」が重要なので、ご自身の生活とバランスを崩さない程度にコツコツ利益を出していきましょう^^

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